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GPAの上げ方を紹介!何年生でも可能な基礎的な方法から裏技まで

GPA上げ方
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GPAは進路のコース選択や奨学金の受給要件に利用されることがあります。GPAを上げようと必死になっている学生は多いと思います。

本記事の内容
  • GPAを上げる方法(基本編)
    履修を絞る、4単位授業が効率的、テスト・レポートのバランスをとる
  • GPAを上げる裏技的な方法も紹介

GPAを上げたい人は参考にしてください。1年生からでも、2年生以降に挽回するためにも使える方法です。

ダイマナ
ダイマナ
現役国立大学職員
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  • 平成元年生まれの30代、千葉県出身
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    GPAの上げ方(基本編)

    まずはよく知られている方法から紹介していきます。

    授業数を少なく、難易度の高い授業をとらない

    GPAを上げるのに単位数の多さは関係ありません。極端に言えば以下のような場合、前者のほうがGPAは高いです。

    • 「秀」が1単位のみ=GPA「4.0」
    • 「秀」が19単位、「優」が1単位=GPA「3.95」

    GPAを上げることだけを考えれば、履修授業を少なくして確実に好成績を狙っていくほうが効率的です。

    また、難易度が高い授業は「秀」の成績をとるのが難しいので、簡単に高得点がとれる授業をリサーチして、履修するのが基本になります。履修数が少なければ、予習復習に時間をとることができます。

    1単位の授業ではなく4単位の授業のほうが効率的

    授業数を絞ることにも関連しますが、単位数が大きな授業で確実に好成績をとるほうが効率的です。以下の例の通りです。

    • 通年の4単位の授業で「秀」=GPA「4.0」
    • 半期1単位の英語の授業を4つ履修し、すべて「秀」:GPA「4.0」

    同じ、4単位を修得してGPA「4.0」でも労力が異なります。

    後者の場合は、4つの授業で全て成績がつき、4回テストがあるので大変です。

    それならば、1科目に集中して「秀」を狙っていくほうがいいでしょう(もちろん4単位の授業で悪い成績がついてしまうとカバーが難しいので、より試験対策に力を入れる必要があります)。

    テストとレポートのバランスをとる

    履修授業の数を絞り、4単位などの大きな単位の授業を中心に履修していきましょう。

    そのあとに考えるべきは、テストとレポートのバランスです。同期間にレポートが集中していたら、時間が足りず成績のとれるレポートが書けません。

    また、テストの授業が集中していても直前の勉強が大変になります。

    シラバスを確認し、テスト・レポートの期間が集中しないようにするといいでしょう。中には平常点・ミニテストの配点の多い授業も採り入れて、バランスをとるのがおすすめです。

    関連記事:補講と補修の違いは?休むと単位を落とす?大学授業のルール

    GPAの上げ方(裏技編)

    GPAを上げるためだけであれば裏技的な方法があるのですが、「大学で興味のある分野を学習する」という目的に反するため、あまりオススメしません。

    参考までに紹介します。

    過去の授業内容・テスト内容を取り寄せる

    やっている人も多いかもしれませんが、過去の授業内容・テスト内容を先輩から取り寄せましょう。全く同じ問題が出ることもありますし、出題の傾向がわかり、テスト対策をしやすくなります。

    レポートで評価される授業の場合、提出したレポートと評語の情報ももらえれば、先生の評価基準を推測しやすいです。

    「前年のテストの内容を教えてもらう」学生はいますが、2年以上前の情報を探したり、レポートの成績基準まで対策している学生は少ないので、分析すると効果は出やすいでしょう(普通は情報収集より、時間をかけて勉強したほうがよい成績に繋がります)。

    真面目な学生が少ないゼミ型授業を狙う

    サボりがちな学生が多い授業では、真面目な学生が目立ち、いい成績をとりやすいです。

    例えば、以下のような授業です。

    • 履修人数:10人以下
    • 発表・討論あり
    • 受講生の意欲が低く、欠席率が高い

    このような授業に毎回出席し、発表・討論もこなせば、先生の目に留まり高評価を得やすいです。

    「不可」や「可」の学生が多いのも問題があり、先生としては評価のバランスをとりたいので、真面目に受講する学生にはお得だと言えます。

    履修取り消しができないか確認する

    できない可能性も高いですが、1つの方法として「履修取り消し」があります。

    履修登録した授業の平均値でGPAを算出します。逆に言えば、履修登録を取り消せばGPAには反映されません

    途中で好成績が取れないと判断した場合、その授業の履修を取り消すことができれば、GPAを高く保つことができます。基本的には授業開始2週間程度で履修登録期間は終了しますが、期間終了後にも事務側で履修登録を受け付けてくれるケースがあります。

    履修登録期間を過ぎた履修取消を一律禁止という厳しい大学もありますので、可能性として、履修を取り消せれば、GPAを下げなくて済むと覚えておくといいでしょう。

    以下の記事でも詳しく紹介しています。

    関連記事:学期途中から休学することも可能!GPAにも反映されない

    GPAを上げたい理由を明確にする

    GPAを上げる方法を紹介してきましたが、GPAを上げたい理由も明確にしておきましょう。一般的には以下のような理由があります。

    • 研究室配属にGPAの高い学生が優先される
    • 奨学金の申し込み条件になっている
    • 就職の研究室推薦を受ける
    • 早期卒業の要件になっている
    • 成績証明書の見栄えをよくしたい

    これらの目的を達成するのに必要なGPAはいくつになるでしょうか。例えば、以下のような数値が目標になってくるでしょう。

    • 早期卒業にはGPA「3.0」が条件になっている
    • 奨学金申請にはGPA「2.0」以上が基準
    • 研究室配属は上から決定するので上位20%が目標

    目標が達成できるのであれば、GPAばかりにとらわれないほうがいいです。例えば、以下のような点も気にしましょう。

    • 早期卒業には修得単位数の条件もあるので、履修授業数を絞るのは難しい
    • 進級しなければ研究室へ配属されないので、2年終了までに60単位は修得する
    • GPAをあげたいが、興味のない授業は受けたくない

    GPAを上げることばかり考えていては本末転倒です。その先の目標も意識して、目標から逆算して履修する授業を決めるといいでしょう。

    まとめ:GPAを上げただけでは意味がない

    GPAを上げる方法について紹介してきました。

    • 授業数を少なく、難易度の高い授業をとらない
    • 1単位の授業ではなく4単位の授業のほうが効率的
    • テストとレポートのバランスをとる
    • 過去のテスト内容・レポート内容・評価を取り寄せる
    • 真面目な学生が少ないゼミ型授業を狙う
    • 履修取り消しができないか確認する

    このような方法を駆使すれば、誰でもGPAを上げることが可能だと考えています。

    一方で、年間で10単位しか修得できずに、GPAが1位という状況では本末転倒です。GPAを上げたい理由と合わせて、上げ方を考えることが重要だと考えています。

    本来であれば、自分の興味のある授業を受けて、毎回予習・復習を行っていれば、自然と高評価がつきます。自分が熱中して勉強できる分野を見つけることが、本当の「GPAの上げ方」なのかもしれません。

    本サイトでは大学のルールについて発信していますので、他の記事も読んでもらえると嬉しいです。

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