成績に関する制度
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単位取れてるか不安な場合はメールで聞くよりもシラバスで振り返り

考える女性
kobataka1
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単位が取れているか不安で夜眠れない人もいるかもしれません。

  • 卒業できるか
  • 留年にならないか
  • テストの手応えなく、再履修の必要あるか

単位一つで1年間のスケジュールが変わる可能性もあるので、その気持ちはわかります。

本記事の内容
  • 単位取れてるかは成績が出るまでわからない
  • メールで問合せも可能だが、曖昧な回答しか得られない
  • 成績異議申し立ての準備をするのもあり

単位が取れているか不安な人の気持ちが本記事で少しでも和らげば嬉しいです。

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メールで問合せをおすすめできない理由

単位が不安なら、実際に成績をつけている担当教員に聞くしかありません。

メールで問い合わせは可能ですが、大学職員の筆者としてはあまりおすすめできません。以下の理由からです。

  • 曖昧な回答しか得られない
  • マナー違反の印象

曖昧な回答しか得られない

担当教員に口頭・メールで聞いたところで、基本的に成績を教えてくれません。

成績公開日が決まっているのに、一人ひとり対応していたらキリがないからです。また、「単位は大丈夫だよ」と伝えて、後から成績が変わった場合は、学生から反感をかうでしょう。

個別に学生に成績を伝えていたら、一斉に成績を公開している意味がありません。

稀に成績を事前に教えてくれる先生がいますが、常態化して学部内で問題になるケースもあります。

一人の先生が事前に成績を伝えていたら、他の先生にも依頼がいき、収集がつかなくなります。

マナー違反の印象

メールで成績・単位の確認依頼をすることはできますが、担当教員からすると「マナー違反」の学生と捉えます。

大学のルールに基づいて、成績を公開しているのに、特別扱いを求めるような学生は印象がよくありません。

自己都合を押し付けるような態度は教員から怒られる可能性もあります。

不安で仕方ない場合、確認のメールを送信することができますが、「曖昧な回答しか得られず、常識のない学生」だと思われることは覚悟しておきましょう。

そこで、筆者がおすすめするのは自分の履修状況を振り返る方法です。

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シラバスで自分の履修状況を振り返る

教員に聞いても意味がないので、その時間を振り返りの時間に当てるのがおすすめです。

具体的には、シラバスを確認し、自分の成績を客観的に予測します。以下の手順です。

  1. 単位が不安な授業のシラバスを見る
  2. 成績をつける基準を確認
  3. 客観的に自分で採点する

例えば「経済演習」の成績が以下の配点だとします。

平常点(リアクションペーパー30%)、中間レポート20%、期末考査50%

この割合に当てはめて、自分の履修状況を振り返ります。

  • 欠席は1回のみ、リアクションペーパーは毎回8割以上書いた
  • レポート提出済み、ポジティブフィードバックあり
  • 期末考査は大問3つ、自信があるのは1のみ。2.3も自分の意見は書いた。

この状況を客観的に捉えれば、

  • 平常点・・・30点中25点くらい
  • 中間レポート・・・20点中15点くらい
  • 期末考査・・・50点中30点くらい

ここまで整理できれば、70点(良)は大丈夫だろうと安心できます。

このように整理すれば自信がつきますし、いざ成績公開で納得がいかなくても、ここで整理した内容が成績異議申し立てで役に立ちます。

メールでの問合せよりも断然おすすめです。

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まとめ:単位の不安は社会人への準備

単位の不安への向き合い方について紹介してきました。

シラバスを確認して、自分の履修状況を客観的に捉え直すのがおすすめです。

「客観的に整理した結果、「不可」なのか「可」なのか微妙だから先生に問合せたいんだ!」という意見もあると思います。

そんな学生さんに伝えたいのは、単位の不安との向き合い方は社会人の予行演習になるということです。

社会人になると単位以上に不安になることが多いです。

  • 昇格試験の結果
  • 人事異動・転勤の有無
  • 上司・同僚からの評価

不安なときも基本は結果を待つしかありません。待ち時間が不安になるなら、不安にならないだけ時間を費やすしかありません。

全力を尽くして、その単位修得だけに邁進していれば不安にはならなかったでしょう。

単位修得が不安な気持ちを今後に活かせるといいですね。

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ダイマナ
ダイマナ
現役国立大学職員
  • 平成元年生まれの30代、千葉県出身
  • 現役大学事務職員(職員歴:8年)
  • 学生支援・教務・研究支援などを担当
  • 【運営サイト】
  • 大学職員への転職支援サイト(ゆるふわ大学職員になろう
  • 大学のルールをわかりやすく発信(教務.com

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