学費が払えない場合どうする?親と子それぞれの視点で解説
私立大学の学費は文系で年間約100万円、理系や医学部ではもっと大きな金額が必要になります。
「学費が高くて払うのが大変」という方も少なくないでしょう。
学費が払えない場合は、親子での相談・大学への相談から始めるべきだと考えています。
- 学費が払えない場合の3つの対処法を紹介
- 学費が払えない時の大学の手続きを解説
- 学費の捻出方法を提案
この学費を負担している親御さんにも、自身で学費を負担している学生さんにも参考になるかと思います。
参考:大学の学費を親が払う割合は?自分で払っている人は約2割いる
学費を払えない時の3つの対処法
「学費を払えないかも・・・」となった時には以下の手順で、相談するのがオススメです。
①親子で相談
大学生の約2割が自身で学費を負担していて、残りの8割の学生は親が負担しています。
いずれのケースでも親子で学費について話し合いの場を設けるのがいいでしょう。
- 親が負担している場合:家計状況について子に相談
- 子が負担している場合:学費支払いについて親に相談
親子間で相談すると、「家計に余裕ができて学費を払えるようになった」「そもそも退学しようと思っていた」など、あっさり解決することもあります。
親子で相談して支払いの問題が解決しない場合は、大学に相談しましょう。
②大学に相談
大学に相談すると、親子では気づかなかった提案を受けられることがあります。
例えば、以下のようなものです。
- 授業料免除制度
- 返済不要の奨学金制度
- 家計急変世帯への貸付・給付
- 格安の寮の利用
大学としては就学の意志がある学生には、勉強を続けて卒業してほしいと考えているため、アドバイスをもらえます。
経済的な支援を求めている学生は多いため、大学としても様々な制度を用意しています。
大学に相談すれば、在学を続ける方法を提案してくれるでしょう。
一方で、家庭事情(シングルマザーなど)や居住自治体の制度は大学側も詳しくないため、市役所などには個別で相談したほうがいいかもしれません。
③休学を検討する
大学や自治体の制度を利用しても家計が改善できず、学費を支払えない場合は、休学を検討しましょう。
休学は、大学に籍を置きながら、一定期間大学での活動を休むことができる制度です。
国立大学では休学期間の授業料支払いは免除されており、私立大学でも管理費などの支払いだけで済むケースがほとんどです。
休学をしている間にアルバイトをして、学費を学生は少なくありません。住み込みでできるリゾートバイトなどであれば、年間200万円以上貯めることも可能です。
「学費を貯めるために休学していた」という理由が就活で低評価になることはありません。
学費を払えないとどうなる?
学費を払えない場合、「除籍」という扱いで大学から籍がなくなります。
- 除籍・・・大学が学生の籍を除くこと
- 退学・・・学生が大学を辞めること
授業料を支払えないと大学から、「授業料未納除籍」という扱いを受けます。
授業料の支払いを1度忘れただけで除籍になるようなことはなく、複数回の督促を無視して授業料を支払わないと除籍になります。
前期であれば9/1、後期であれば3/1のタイミングまで授業料が払われないと除籍の手続きを取ることが多いようです。
除籍になっても退学と同様、それまでに修得した単位は認められます。
学費を捻出するの方法
番外編として、学費を捻出するための小技を紹介します。筆者も実際にやっているものです。
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まとめ:学費関係は親子間・大学へ相談を!
大学の学費が払えない場合の対応を解説しました。
- 親子間で相談する
- 大学に相談する
- 休学して資金を貯める
上記の順で相談するとともに、自治体で使えるサービスがないか確認するといいでしょう。
授業料免除などが難しい場合、休学をしてお金を貯める経験をするのもアリですね。
本サイトでは、休学や学費など大学のルールについて発信していますので他の記事も読んでいただけると嬉しいです。