大学のオフィスアワーとカウンセリングの使い方!行かないと後悔するかも

仕事をする女性
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大学にはあまり知られていない便利な制度があります。

悩んだ時は、個別の相談に載ってくれる制度を使いましょう。

本記事の結論
  • 学生相談を積極的に利用しよう
  • オフィスアワー・・・教員に個別で質問・相談できる制度
  • カウンセリング・・・学生相談室の相談員に幅広い悩みを相談できる

行きにくいと言っていた人から、「相談に行ってスッキリした!」という体験談をよく聞くのでオススメですよ!

ダイマナ
ダイマナ
現役国立大学職員
Profile
  • 平成元年生まれの30代、千葉県出身
  • 現役大学事務職員(職員歴:8年)
  • 学生支援・教務・研究支援などを担当
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    オフィスアワー:大学教員へ勉強に関する相談

    勉強に関する専門的な悩みは大学の先生に相談しましょう。

    大学教員それぞれが「オフィスアワー」という、相談できる時間を設けています。多くは「学部案内」などの冊子・ホームページに時間帯(月曜日の13時から15時など)がのっています。

    オフィスアワーはなぜある?

    大学は学生との対話を重視しています。数十人以上が集まる授業では、疑問があっても質問しにくいです。

    思考を深めるために、学生が主体的に教員に相談・対話に行ける機会を設けているのが「オフィスアワー」です。

    週に1回時間を定めているので、学生にとってアポ(予約)が取りやすいというメリットもあります。

    オフィスアワーの使い方

    定められた時間帯に教員は研究室にいることになっていますが、メール等でアポとりは必要です。急に研究室に押しかけても不在のこともあります。

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    聞きたいことが決まっている場合は、予めメールで伝えておくといいでしょう。

    【オフィスアワーの利用例】

    ・普段の授業で理解できないことがある
    ・研究分野を深めるために、やるべきこと・読むべき本を知りたい
    ・希望する就職先などから、どのゼミに所属すべきか助言を受ける

    「対話」が重視とは言え、ダラダラと話しができるわけではないので、自分を考えをまとめておくといいでしょう。

    スクールカウンセラー:学生生活の悩みを相談

    スクールカウンセラー、学生相談員等、学生の悩み相談を受け付けてくれる部署があります。

    悩み相談を受けつける職員の多くは臨床心理士などの専門的な資格を持っています。

    個室でプライバシーが確保されており、どんな悩みでも取り扱ってくれるのが特徴です。

    カウンセリングに行きづらい?

    予約をとれば無料で利用できるカウンセリングですが、「行きづらい」という意見も多いです。

    「学生相談室にいる」=「深刻な悩みがある」という思い込みがあるからかと思います。

    実際には、些細な相談もありますので、気にすることはありません。

    スクールカウンセラーへの相談内容
    • 留年するかもしれないけど、親に相談できない
    • 勉強より、就職活動に力を入れたいけど、教授が怖い
    • 人間関係がうまくいかず、メンタルが不調

    友人に見つかっても、「留学しようか悩んでて・・・」「奨学金制度を確認してて・・・」などと答えらればいいでしょう。

    守秘義務があるので安心

    守秘義務があるので、教授の悪口・友人への不満を言っても、口外されることはありません。

    ハラスメント案件などについても、「事務内で共有していいか」確認が取られます。

    学生を支えるその他の職員

    留学生

    履修手続き、制度利用にこたえる事務職員

    大学には先生以外に、各種書類を用意したり、先生の秘書的な仕事をしている「事務職員」がいます。学生が「証明書」を貰いに行ったり、履修の相談に行ったりする際の窓口にいる職員です。

    専門家ではありませんが、大学には長年勤務しているので、住まいのことやサークルのことなど、気軽に相談してもいいでしょう。

    実際に、「相談しやすい事務職員」の養成に力を入れている大学も多いです。

    身近な相談ができる先輩学生

    より身近な意見を聞ける場所として、先輩学生の相談場所を設けているケースがあります。

    例えば、図書館のスペースに大学院生がいて、履修相談や英語学習の進め方の相談ができるといったものです。先輩職員は「1時間1000円」程度、大学からお金をもらって相談を受けているケースが多いです。

    基本的には大学の先生により推薦をうけて、先輩相談員をやっているので、人当たりがよく、性格のいい人が多いです。

    ボランティアスタッフもいる

    また、大学は地域に開かれた施設なのでボランティアスタッフを受け入れているケースもあります。

    スクールカウンセラーの補助として、時間限定で学生相談を受けているようなパターンです。

    仕事を定年退職した方々が社会人経験を生かして学生の相談を受けるケースや、元大学教授が大学に恩返しをしたいという考えで、相談を請け負っているケースもあります。

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    学生相談制度は外注化されていることも

    学生相談に力を入れているとはいえ、業務量にも限界があります。そこで、大学は一部の学生相談を外注化していることがあります。

    具体的には24時間の電話相談を外注しているケースがあります。学生相談は基本的に平日の日中しかできませんが、失恋などが影響で、夜間・休日にどうしようもなくなってしまう学生もいます。

    その時の大学としての対応場所として「24時間ダイヤル」を設けています。あくまで、緊急時の対応場所として、そこで1次受けを行った後は、カウンセラーなどが対応することとなります

    まとめ:オフィスアワー・カウンセラーを利用しよう

    大学は学生の多様な悩みに対して、相談手段を多数用意しています。学生サービスとして無料で使えますので、積極的に利用しましょう。

    警察に相談するほどではない犯罪に近い相談も聞いてくれます。

    学生から受けた犯罪がらみの相談
    • アカデミック・ハラスメント、セクシュアル・ハラスメントなど、教授からの嫌がら
    • SNSを利用していたところ個人が特定され、ストーカーされてしまった
    • カルト宗教に勧誘され、集会に参加してしまった

    本サイトでは、大学生が悩む教務に関する情報を発信しています。他の記事も読んでいただけると嬉しいです。

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