大学の卒業要件単位はぴったりで大丈夫?満たしているかの確認方法
- 卒業要件単位ぴったりで不安
- 卒業要件単位以上とったほうがいい?
- 教務システムの単位数に誤りがないか不安
このような悩みをもつ大学生の方に向けて記事を書きました。
- 卒業要件単位数ぴったりでも卒業可能
- 卒業要件単位数ギリギリの人におすすめの確認方法
内定が決まっていても本当に卒業できるか不安な人は多いでしょう。
本記事では、現役大学職員が卒業要件単位数の確認方法などを紹介していきます。
卒業要件単位数の確認方法
卒業要件単位数を満たしているかの確認は次の3の手順で行うのがおすすめです。
- 教務システムで確認
- 教務課に窓口やメールで確認
- 担当教授に念押し
1.教務システムで確認
卒業要件単位数・現在の履修単位数は大学が導入している教務システムで確認できます。
導入している教務システムは大学によってことなりますが、学生証番号とパスワードなどでログインします。
教務システムでは、履修登録と成績確認ができるので、その画面で卒業までに必要な単位数を確認できます。
2.教務課に確認
教務システムで不足単位数が0でも、卒業要件単位数ぴったりの場合は不安が残るかもしれません。
そんな時は、大学の教務課の窓口に卒業要件単位数に足りているか窓口または、メールで確認を行いましょう。
メールで「現在履修中の単位と卒業論文が認定されれば、卒業要件単位を満たします」などと回答をもらえれば安心できますね。
3.担当教授に念押し
教務課窓口で確認できれば問題ありませんが、卒業要件単位数ぴったりの時には授業を履修している先生にもその旨伝えておくと安心です。
単位数がギリギリだと先生が理解していれば、出席数が足りない場合などは個別に声掛けしてくれる可能性もあります。
堅苦しく話にいくと「単位修得のお願い」ととられてしまうので、さらっと現状を伝えられると良いですね。
卒業要件単位に関するQ&A
卒業要件単位に関するよくある質問を紹介します。
卒業要件単位ぴったりでも大丈夫?
卒業要件単位ぴったりでも卒業できます。
ぴったり・ギリギリの場合は前章の1~3を徹底して行いましょう。個人的には卒業要件単位ぴったりは不安なので、おすすめできません。
卒業要件単位を超えて単位修得したほうがいい?
卒業要件単位を超えて単位を修得することを筆者はおすすめします。
単位数に余裕があれば、先生に念押しをする必要もないからです。
できれば、卒業年度の前期中には卒業要件単位(卒業論文を除く)を修得しておくことといいでしょう。
在学中はいくら授業を修得しても同じ授業料なので、たくさん受講するのがオススメです。4年間で他学部の授業も含めて200単位以上を修得した学生もいますよ。
教務システムで不足がなければ安心?
教務システムで卒業までの不足単位がないと表示されていても安心しないほうがいいと思っています。
教務システムの設定ミスも考えられるからです。
- 2単位の授業が4単位と表示される
- 卒業要件単位に含められる科目が間違っている
- 先生が間違えて成績をつけた
このようなミスが原因で、別の日に見ると不足単位数があるということもありえます。
教務課に確認すれば、人を通すことになるので、システムだけよりは信頼感があります。
まとめ:修得単位数の確認を!
卒業要件単位数の確認方法について紹介しました。
まずは、教務システムで状況を把握して、教務課にも確認を取ると間違えないでしょう。
また、卒業要件単位数ぴったり・ぎりぎりの場合には授業の担当教員にもその旨、伝えておくといざというときに助かるかもしれません。
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