大学生にWebライターをおすすめする3つの理由と稼ぎ方
大学生も自分で仕事を受けて収入を得る経験をしたほうがいいと考えています。
「会社員」や「バイト」でお金を稼ぐのが全てではないと知っておくべきだからです。
自分で収入を得る副業としてオススメなのがWebライターです。
- 大学生にWebライターをオススメする3つの理由:「パソコンだけで始められる」「文章力・マーケティングスキルが付く」「働き方の選択肢が広がる」
- 稼ぎ方のコツ:「クラウドソーシングの利用になれる」「専門知識・得意分野でアピールする」「SEOなどWebライティングのスキルを上げる」
実際に、現在Webライターとして活動し月10万円以上の収入がある筆者が解説していきます。副業の最初の一歩に「Webライター」は非常にオススメです。
Webライターとは:Webで読まれる記事の執筆を行う
Webライターは、Webで読まれる記事を書く執筆者のことをいいます。
Webライターは本業でも副業でも近年人気になっている職業です。記者や作家とは違い、ハードルの低い物書きの仕事でもあります。私が思う他の物書きの仕事との違いは以下の通りです。
- Webライター・・・文章力よりも調査やSEO知識が必要。誰でも始めやすい。
- 新聞記者・・・高い取材力・文章力・論理的思考力が必要。24時間365日仕事。
- 作家・・・読者を楽しませる独創的な文章力・取材力・構成力・発想力等が必要
プロの作家や新聞記者はなかなか替えが効かない存在ですが、始めたてのWebライターは「誰でもできる仕事」が任されます。
- 誰でもできる仕事だが能力によって、スキルアップが狙える
- 場所・時間にとらわれずに仕事ができる
- パソコンだけで仕事ができ、初期費用がほとんどかからない
Webライターはこのような特徴があり、大学生にも取り組みやすい仕事です。
実際に、筆者は始めて受けたWebライターの仕事は「文字単価0.5円で2000文字=1000円」の仕事でしたが、現在受注している仕事は「文字単価3.5円で2000文字=7000円」の仕事です。
Webライターを大学生にオススメする3つの理由
現役Webライターの筆者が、大学生におすすめする理由は以下の3点です。
- パソコンだけで始められる
- 文章力・マーケティングスキルが付く
- 働き方の選択肢が広がる
パソコンだけで始められる
Webライターは基本的にパソコンだけで始めれるため初期費用がかかりません。また、最低限の文章力があれば始めることができるので、開始に必須の勉強代もかかりません。
他の副業には初期費用がかかることが多いので、大きな資金を用意することができない大学生にとっては大きなメリットです。
【最低でもかかる初期費用】
- プログラミング・・・スクール通学の勉強代
- デリバリー配達員・・自転車やバイク
- せどり・・・商品仕入れ代金
自信所有のパソコンがなくても、スマホや大学で貸し出しているパソコンを利用することも可能です(オススメしませんが)。
文章力・マーケティングスキルが付く
Webライターは仕事を行いながら、スキルがつく仕事です。
- 文章力・・・記事を執筆しているうちに、適切な文章の言い回し、日本語の使い方を覚える。また、クライアントから添削を受けることで、自分の誤りに気づくことができる。
- マーケティングスキル・・・記事執筆を行うにあたり、情報調査・競合サイト調査を行います。どのようにしたら魅力が伝わる文章になるか、どんな意図で記事を読みにきているのかなど、消費者を分析する力をつけることができます。
文章力もマーケティングスキルも社会に出て必要となる能力なので、大学生の間に付けることができれば、就活などでも有利に働く可能性が高いです。
レポートや論文を書く際にも「文章力」は必要になりますので、文章力の名著を1冊紹介します。この本1冊に文章の基本的な考え方がつまっています。
働き方の選択肢が広がる
Webライターを経験することで、「理想とする働き方」を考える助けになります。
- 場所・時間を選ばない仕事は自分にとって魅力的か
- 組織で働くほうが自分の適正にあっているのか
- 記事ごとの報酬ではなく、時給や月給で働きたい等
自分で仕事を受注して報酬をもらうことを一度経験すると、他の仕事との比較がしやすくなります。
結果的に、「Webライターの仕事が向いていない」という人も多いと思います。
一方で将来、育児や介護をすることになったときに、場所・時間を選ばずに働く選択肢としてWebライターが挙がることもあるかもしれません。
バイトのように最低○ヶ月ということもなく、半日もあれば終わる仕事も多いです。まずは、経験しておいて損はないでしょう。
Webライターとして稼ぐ3つのコツ
Webライターとして稼ぐためのコツを3点紹介します。
- クラウドソーシングの利用に慣れる
- 専門知識・得意分野でアピールする
- SEOなどWebライティングのスキルを上げる
クラウドソーシングの利用に慣れる
Webライターとしての仕事を受注する第一歩にはクラウドソーシングサービスの利用がオススメです。
クラウドソーシングサービスとは「仕事を依頼したい人と仕事を受注したい人のマッチングサービス」のようなものです。利用すべきクラウドソーシングサービスは会員が多い、以下の3つです。
適正を図る上では1番登録者の多いクラウドワークスの登録のみでも十分です。実際に、条件のいい仕事を見つけていくためには3つとも登録するのがいいでしょう。
Webライターの基本単価は「1文字1円」程度です。「1文字1円」以下は単価の安い案件、「1文字1円」以上は高単価の案件と考えるとわかりやすいです。
高単価案件ばかりを狙っていけばいいというわけでもありません。
- 低単価案件・・・ドラマの感想やお役立ち情報など、簡単に書けるものが多い
- 高単価案件・・・仮想通貨・株式投資・転職など、専門知識が必要
高単価案件は専門性が必要であり、画像の選定やWordPressへの入稿なども任されることが多いです(記事をWordやGoogleドキュメントで執筆するだけでなく、実際にサイト更新を行う)。
文字単価0.5円などの案件では、Wordへの執筆のみで済み、修正不要な納品も多いです。
クラウドソーシングには悪質とも思える低単価案件もありますので、自分で案件を見極めていく力が必要になります。
経験を重ねると自分の適性のある仕事を探すことができるようになります。
専門知識・得意分野でアピールする
Webライターとして稼ぐのには「専門知識・得意分野」が必要です。
「なんでも書ける」ライターが重宝されると考えがちですが、実際に多くの仕事を(しかも高単価で)受注しているのは専門を絞ったライターです。
高単価な仕事ほど多くの応募があり、クライアントはライターの実績を確認できます。「得意不得意なくなんでも書けます」という人より、「不動産仲介会社で働いているため、不動産関連の記事はお任せ下さい」という人にお願いしたいと考えるのが普通です。
特に、需要が高いのは投資や不動産など大きなお金が動くジャンルですが、大学生にはなかなか難しいでしょう。大学生が狙うべきは以下のようなジャンルです。
- 最新のアプリ・Webサービスのレビューなど
- 健康・美容
- 大学の選考分野や趣味のジャンル
このようなジャンルであれば一定数の需要がありますし、文字単価1円以上の案件も多いです。
初めての案件はなんでもいいですが、得意ジャンルを見つけてプロフィール欄に記載するといいでしょう。
筆者は「不動産投資経験」と「宅地建物取引士」の案件に特化して、現在は文字単価3.5円の仕事を受注できるまでになりました。
SEOなどWebライティングのスキルを上げる
Webライティングのスキルを上げると高単価の案件を受注しやすくなります。
Webライティングのスキルとは具体的に以下の様なものです。
- SEO(検索結果で上位表示させるためのテクニック)ライティング
- リンクの設置や表の作成など、わかりやすい文章作成
- 1文を簡潔にレギュレーションを統一する
Webライティングで重視されるのが、検索結果で上位表示させる「SEOライティング」の力です。
多くの場合、クライアントは上位表示を狙っています。SEOライティングにも多くの要素があります。以下は一例です。
- タイトル・見出しにキーワードを入れる
- 共起語と呼ばれる関連語を文章に入れる
- 検索意図を網羅的に解決し、ユーザーの滞在時間を上げる
文章作成で、Webライティングのスキルをアピールできれば、高単価案件の受注に繋がります。
Webライティングの入門書としては以下の書籍がオススメです。大部分はコミカルなマンガなのですが、Webライティングの重要なポイントをわかりやすく学習できます。
まとめ:大学生副業の第一歩にWebライターはオススメ
Webライターは誰にでも簡単に始められる副業です。
- 大学生にWebライターをオススメする3つの理由:「パソコンだけで始められる」「文章力・マーケティングスキルが付く」「働き方の選択肢が広がる」
- 稼ぎ方のコツ:「クラウドソーシングの利用になれる」「専門知識・得意分野でアピールする」「SEOなどWebライティングのスキルを上げる」
時給のバイト以上に稼ぐのは簡単ですが、時給以外の方法で収入を得るいい経験になると思います。
まず、クラウドワークスに登録してどんな仕事があるか確認することから始めてみましょう。