入学辞退の連絡はいつまで?電話・メールの例文を紹介
国立大学では入学辞退の申し出を3月31日まで認めているところが多いです。
- 入学辞退の連絡方法を紹介
- 電話・メールの例文あり
- 入学辞退・追加合格が必要な理由も解説
入学辞退の連絡に迷っている方の参考になればと思います。
入学辞退の連絡期限は大学案内を確認
大学ごとに入学辞退の期限は違いますので、各大学が出している入学手続きの案内を確認しましょう。
国立大学では、3/31の夕方まで入学辞退を受け付けているケースが多いです。公式には期限を設けず、実際には3/31まで入学辞退ができるケースもあります。
ただし、休日は電話がつながらないこともあるので平日に連絡することを忘れないようにしましょう。
電話での伝え方・例文
入学辞退の受付は電話かメールで行っていることが多いです。
【電話の例文】
2024年4月入学手続きを行いました「氏名」と申します。
入学辞退をしたくご連絡いたしました。ご担当者様はいますか?
〇〇の理由で、入学辞退をしたいと考えています。必要な手続きを教えていただけますでしょうか。
入学辞退連絡を行うのに必要な情報として、受験番号があります。受験番号とメモを手元に用意して電話しましょう。
メールでの伝え方・例文
履歴が残るメールでの入学辞退を受け付けている大学もあります。
【メールの例文】
タイトル:入学辞退のご連絡(受験番号:○○○◯)
〇〇大学〇〇学部 入学手続ご担当者様
お世話になっております。
4月入学の手続きを行った〇〇と申します。
この度、〇〇の理由(例:海外の大学に進学するため)で入学辞退をしたいと考えています。必要手続きについてお知らせいただければと思います。
受験番号:〇〇
学部:〇〇学部〇〇コース
「入学辞退届」の提出を求めている場合、書式を送ってもらえますので、期限内に書いて送るようにしましょう。
入学辞退に関するQ&A
入学辞退の連絡しないとどうなる?
入学辞退の連絡をしなくても問題ないケースがほとんどです。
- 入学辞退でも、原則入学金は返還されない
- 1年生の授業料は支払い前
大学としては正確な入学人数を把握するために入学辞退の期限を設けますが、学費の返還がない場合、特に連絡しないで損することはありません。
ただ無連絡のまま授業期間に入ると、教務課から連絡が来ますので、必ず自身から連絡するようにしましょう。
入学辞退はなぜ?
国立大学の入学辞退の理由は以下の2点であることが多いです。
- 他大学の追加合格
- 海外の大学への進学
私立大学の入試後に国立大学の入試があるため、国立の入学辞退は多くありませんが、私立も国立の合格発表までは入学者数が固まりません。
入学辞退者が増えると、私立大学は定員充足のために追加合格を出すことがあります。
そうすると追加合格した私大に進学する人もいます。
また、海外の大学への進学を希望して入学辞退する人もいますね。
追加合格はなぜ?
私立で追加合格を出すのは、定員充足のためです。
募集定員を大きく下回ると大学の収入が減ってしまうため、補欠合格者を追加合格にします。
毎年の結果から辞退者数を予想して合格を出しますが、予想を大きく下回ると追加合格を出します。
入学辞退で学費は返ってくる?
入学辞退の場合、入学手続きに支払った「入学金(20~30万円程度)」は基本的に返ってきません。
一方で、授業料(50~200万円程度)は返ってくるケースがほとんどです(もしくは、入学辞退するタイミングまでには授業料を支払わない)。
まとめ:入学辞退は必ず期限内に!
大学の入学辞退について解説してきました。
- 入学辞退は必ず期限内に行う
- 入学辞退しても入学金は原則、返ってこない
- 入学辞退の期限・ルールは大学ごとに異なる
大学のルールを確認して、入学辞退の連絡を行いましょう。
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