留学に関する制度
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就活やめて留学・休学は逃げではない!積極的に休学すべき

東京大学
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就職活動は、大きなライフイベントの1つです。

就職活動を開始する大学3年生を前にして、やりたいことが決まらず悩んでいる学生さんもいるでしょう。

やりたいことがないから、ひとまず休学するという考えは充分に「アリ」です。

本記事の結論
  • 就活前に留学・休学するのはあり。「逃げ」という意見は無視してOK
  • 休学制度はもっと使われるべき。
  • 就活前に留学・休学する方法とタイミングを解説

休学をして、自分の思考を整えたほうが有益だと考えます。理由を解説していきます。

ダイマナ
ダイマナ
現役アラサー国立大学職員
Profile
  • 平成元年生まれの30代、千葉県出身
  • 現役大学職員(大学職員歴:6年)
  • 大学では、教務・研究支援の業務を担当
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    就活前に留学・休学をしてもいい理由

    就職活動前に留学・休学をしてもいい理由は3つあります。

    就職留年が認められている

    就職のために留年する大学生が、卒業学年の大学生の10%以上いると言われています。

    「就職留年」とは、希望の就職先から内定を得られなかったために、留年する学生のことです。

    日本の企業では、新卒一括採用が広く浸透されていて、「新卒」のタイミングを逃すと、就職のチャンスが一気に減ります。

    就職のためだけに1年間留年しているのであれば、目的をもって留学・休学している学生を採用したいと考えるのが普通です。

    休学・留学に過度な期待はされていない 

    近年では、休学・留学に過度な期待はされていません。コロナ禍の影響もあり、様々な学生がいます。

    • 家族の収入が減り、家計を支えるために休学した
    • 1年間海外留学しているが、全くビジネス英語を話せない
    • 4年間で主席卒業しているが、自分の考えがない

    休学の理由を聞かない企業もあるくらいです。

    結局は、個人の能力や経験を見ているので、「留学・休学」は就活にはさほど影響を与えません

    そもそも、積極的に休学すべき

    休学にマイナスなイメージを持っている人もいますが、筆者は積極的に「休学すべき」だと考えています。

    以下の記事で詳しく紹介しています。

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    簡単にまとめると、お金はほとんどかからないし、人生経験を積めるから、休学を推奨しています。

    就活をやめて留学・休学する方法・タイミング

    留学生

    実際に、就活をやめて留学・休学する方法・タイミングを紹介します。

    以下の他に、4年生の後期から休学するパターンもありますが、卒論関係の授業が通年授業になっていると卒業できなくなる可能性があるため、大学事務に問題ないか事前に確認が必要です。

    3年生前期から留学・休学

    早い段階であれば、3年生の前期から1年間、留学・休学するといいでしょう。

    休学届は2年生の間、3月31日までに提出する必要があります。

    在学2年+休学1年+在学2年となるため、残りの在学期間でやるべきこともクリアになると思います。

    3年生後期から留学・休学

    3年生後期から休学することも可能です。3年生後期は情報収集や自己分析を進めていく段階なので、この時点で休学するという手もあります。

    3年生後期から休学する場合に、注意しなければならないのが、「学年進行」と「授業の単位」です。

    3年生後期から1年休学して、その後は3年後期から学年を再開できるのが基本的なルールですが、大学・学部によっては翌4月には進級できないという場合もあります。特別な進級要件がある可能性があるので、大学事務に確認が必要です。

    また、3年時の授業に通年の必修科目があると、この方法は使えません。

    4年生前期から留学・休学

    就活前の留学・休学と考えると、4年生の前期から休むのが一般的な流れです。

    3月まで就職活動を行ってみたものの、やりたいことがみつからず、休学を決断するケースです。

    この時期であれば、就活に対する課題がわかっていることも多く、充実した留学・休学になりやすいです

    • 興味を持った業界のアルバイトをしてみる
    • なにも決まらないので、バイトでお金を貯めて、海外旅行をしてみる
    • 半分を留学、半分を長期インターンに費やす

    就職を目指して、どうやって「お金を稼ぐか」にフォーカスして、生活することをオススメします。

    余裕があれば、様々なことに挑戦するといいでしょう。筆者が「やっておけばよかったこと」を以下の記事にまとめています。

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    卒業してから留学はオススメはしない

    入国できない

    卒業してから留学という選択肢もありますが、オススメしません。

    理由は、新卒一括採用のチャンスを逃すのはもったいないからです。

    卒業後の留学でスキルを磨けば、就職できる会社は見つかりますが、「新卒」に比べると選択肢が減ります。よほどの理由がないかぎり、「新卒」のチャンスは使うべきです。

    まとめ:就活やめて留学・休学してもOK

    就活から逃げて、留学・休学してもいい理由について紹介してきました。

    本記事の結論
    • 就活前に留学・休学するのはあり。「逃げ」という意見は無視してOK
    • 休学制度はもっと使われるべき。
    • 就活前に留学・休学する方法とタイミングを解説

    「とりあえず始めた就活」と「1年真剣に考えて、経験を積んだ後の就活」どちらがうまくいくでしょうか。

    周りの意見を気にせず、留学・休学しましょう。

    本サイトでは、大学教務に関する情報を発信していますので、他の記事も読んでいただけると嬉しいです。

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