大学を休みたい!欠席理由一覧を紹介|サボりの言い訳は体調不良が無難
大学を休む理由によって、成績に配慮されることがあります。
- サボり・無断欠席・・配慮なし
- 体調不良・学校行事・・・配慮の可能性有
- 公欠・出席停止・・・出席扱いなどの配慮
無連絡の欠席だとサボりとみなされるため、もったいないです。
GPAを上げたい、単位を取得したいという気持ちがあるのなら休む理由も考えたほうがいいです。
- 当日欠席(サボり含む)は自分か家族の体調不良が無難
- 学校を休みたいときに使える欠席理由一覧を紹介
- 欠席理由で嘘をつくのに罪悪感がある人にアドバイス
大学の欠席に関する制度などについて、現役大学職員が解説していきます。
大学を休む理由が成績に影響する
大学を休む理由によって、成績に配慮されることがあります。
毎回授業に出席した学生が病気や親族の葬儀を理由に、低評価を受けたり、「不可」とされるのは、あまりに可哀想だからです。
休む理由による違いは主に以下の3つのケースです。
- 公欠・出席停止
- 体調不良・家庭の事情
- 個人的理由
公欠・出席停止
大学が正式に、学生の欠席を認めているのが「公欠・出席停止」です。
感染症の罹患や親族の葬儀などの理由が該当することが多く、大学によって公欠として認められる理由は異なります。
公欠であれば、以下いずれかの対応となります。
- 「出席扱い」
- 「欠席扱いとしない」
期末テストを公欠扱いとされた場合、別日での受験等、救済措置が設けられます。
さすがに、授業をサボったことを公欠扱いにしてもらうことはできません。
大学の公欠基準や公欠として認められる可能性が高い理由などは以下の記事で紹介しています。
体調不良・家庭の事情
体調不良は公欠扱いにはなりませんが、先生に伝えれば成績に配慮してもらえる可能性があります。
公欠となる病気以外の頭痛や腹痛などで登校が難しいこともあるでしょう。
正直に先生に話をすれば、レポートなどで成績をつけてもらえることもあります。
しかし、体調不良に関しては学生の言い訳として使われることも多いため、必ず配慮されるとは限りません。
大学全体で対応を決めているケースも少ないため、先生次第ということになります。
学生個人の体調不良以外に、同居家族の体調不良も同様に配慮してもらえることがあります。
個人的理由(旅行・アルバイト・サボり等)
個人的理由では原則として、成績への配慮はありません。
個人的理由による欠席を認めていたら、キリがないからです。
ただし、先生によってはサークルの大会出場、就職活動等に対して配慮をしてくれることもあります。
原則、真面目に授業に出ているのが前提となりますが、確認してみてもいいでしょう。
GPAを高く保ちたい場合は、個人的な休みが多くならないように注意しましょう。GPAは研究室配属や授業料免除対象者を決める基準になります。
大学を休む理由一覧
欠席理由によって成績への配慮が変わることがありますが、主な欠席理由に以下のようなものがあります。
- 病気・体調不良
- 家庭の事情
- 個人の事情
体調不良・病気
体調不良は休む理由で一番最初に思いつくものでしょう。
感染症は公欠(出席停止)、体調不良は成績に配慮してもらえるケースがある欠席理由です。
- 風邪
- 頭痛
- 腹痛・下痢
- 倦怠感・だるさ
- コロナ(疑い含む)
病気と言われると周りが認めざるを得ないということもあり、仮病(けびょう)も含めよく使われます。
また、急に休みたいときの理由として「体調の変化」は使いやすいです。
一方で、体調不良が複数回あると、「体が弱い人間」だと思われてしまう可能性はあります(コロナ禍以降は「無理をしない」という考えが定着しているので過度な心配は無用です)。
家庭の事情
学校を休む理由で病気以外に思いつくのが家庭の事情です。
親族の葬儀は公欠となることが多く、それ以外の家庭の事情は先生によって判断がわかれます。
- 冠婚葬祭
- 家族の病気
- 被災
- その他、家庭の行事
冠婚葬祭は、学校の授業よりも優先されるという考え方があります。
また、家族の通院付き添いなども配慮してもらえるケースが多いでしょう。
個別の事情
個別の事情で学校を休むこともあるでしょう。
個別の事情による欠席は、ほとんど成績に配慮してもらえません。
- 旅行
- アルバイト
- 部活動の大会
- 裁判
- 選挙
- サボり
裁判や選挙以外は、公欠となることはないでしょう。
部活動の全国大会などは配慮してもらえることもあります。
大学をサボる理由は体調不良一択
授業をサボる言い訳を考えている場合には、「体調不良」が無難です。
正直な理由が伝えられない(サボる)のであれば、「体調不良」で問題ありません。
- 旅行など個人的な事情を伝えると怒られる→体調不良でOK
- 当日やる気がでず、登校できなかった→体調不良でOK
- 部活の練習で授業をサボったから先生に会うかも→体調不良でOK
「体調不良と伝えていたのに、学校でばったり会ってしまった」ということもあるかもしれません。それでも「体調が回復した」で通しましょう。
「家族の通院付き添い」や「冠婚葬祭」と嘘をつくより全然マシです。
- 事前に休む理由を伝えたい
- 複数回休むので、体調不良は適さない
このような方は体調不良ではなく、歯医者・眼科などの通院という理由がいいでしょう。
学校を休むときの周りへの伝え方
学校を休むことに罪悪感を抱いている人に周りに伝えるときのコツを紹介します。
先生への伝え方
大学生であれば、欠席を先生に伝えないこともあるでしょう。
欠席連絡を不要としている授業以外には、事後報告でもいいので欠席の連絡はしたほうがいいでしょう(ゼミなどなら友人への伝達でも構いません)。
無断欠席は「サボり」「遊び」だと思っている教員が多いです。
体調不良や家庭の事情による欠席なら尚更、正直に理由を伝えましょう。公欠に近い処理をしてくれる可能性もあります。
公欠の届け出は大学の教務課を通すのが通常の流れです。
友人への伝え方
友人に対して、「本音と建前」両方を伝えてトラブルになるケースもあるので注意が必要です。
「バイトで休むから、先生には体調不良って伝えといて」などというケース。
そのまま先生にも、バイトでサボったと伝わっていることもよくあります。
公欠など成績に配慮される欠席でない場合には、理由は伝えない(もしくは体調不良)のが無難です。
親への伝え方
大学生であれば、親へ伝えることはほとんどないでしょう。
家にいて「学校行かないの?」と言われた時は、「休校になった」と伝えればいいでしょう。
1.2回の欠席であれば問題ないですが、体調不良等で複数回休む時はしっかり親に説明したほうがいいでしょう。
留年などを過度に心配する親も多いです。
欠席連絡に関するよくある質問
欠席連絡はラインでもいい?
ゼミや研究室のようにラインで事務連絡をしている授業では、ラインでの連絡でも構いません。
授業によって、適切な連絡方法が異なるので、初回授業などで確認しておくといいでしょう。
欠席連絡は個人宛・グループ宛どっち
連絡の宛先についても、授業ごとに異なります。
基本的には先生に連絡が届けば問題ありませんが、授業での関係者にも連絡を入れておくと親切です。
休むのに罪悪感を抱く必要はない
大学を休むのに過度な罪悪感を抱く人もいます。
しかし、周りはあなたの欠席を対して気にしていないので、罪悪感を抱く必要はありません。
授業をサボることに罪悪感を抱いてしまう人は、周りの評価を気にしすぎている可能性が高いです。
学校を休んでも対して影響がないことを知ると気持ちが楽になりますよ。
もやもやした気持ちで授業に出席し続けるよりも、思い切って休んでしまったほうがいいこともあります。
【ビジネスマナーの嘘】
また、社会に出ると「ビジネスマナーの嘘」が必要になることもあります。
寝坊した時に、お腹が痛くて遅れたというのが「ビジネスマナー」の一例です。
寝坊するビジネスマンには仕事を任せられないと考えるのが普通です。一度や二度であれば、体調不良のほうが相手も納得して次の仕事を依頼してくれます。
このように、相手との関係を維持するために必要な嘘があるということは、知っておいて損はありません。
まとめ:学校の欠席理由は体調不良が無難
大学を休む理由は体調不良が無難です。
バレる可能性は低く、先生との信頼関係も維持することができ、成績に配慮してもらえる可能性もあるからです。
急に休みたいときには、自信の体調不良か家族の体調不良を伝えるのがいいでしょう。自分の体に正直に、楽しいキャンパスライフを送りましょう。
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